遠距離介護を応援したい
- 暮らしいきいき館 居宅介護支援事業所
- 2019年11月12日
- 読了時間: 2分
暮らしいきいき館の母体は『川村義肢株式会社』です。
およそ600名以上の社員さんがいるのですが数年前より「介護のために田舎に帰る」という方が増えてきたように感じます。
遠く離れて住まれているご両親の介護となると仕事との両立は厳しいものがあるのは事実です。入退院のたびに高い交通費がかかったり、認知症状が出てきて金銭管理や支払いなどの支援が必要になってくると月に1回程度は帰省しないと親の生活が守れないなどということもあり得ることです。
私の友人も10年以上関西に一人暮らしをしていた母親の介護のために2カ月に一度関東から新幹線を使って行き来をしていました。
晩年は母親に認知症状も出てきて通院や介護サービスの利用にケアマネとの面談が必要になってきたりで月1~2回も来阪してきていました。
大変さの一番はやはり「行き来にお金がかかること」だったそうです。特に子どもたちが高校や大学といった一番教育費のかかる時期と重なったことは負担であったようです。
また彼女はパートで仕事をしていましたが定期的に休みを取るために他の人たちが休みを取りたい土日祝日や年末年始といった繁忙期に出勤をすることで一緒に働く仲間の理解を得るようにしていた、と話をしてくれました。
幸い母親のケアマネが理解のある人で時に通院に付き添ってくれたり電話やメールでサービス調整を進めるなどしてくれたことでなんとか最後まで仕事をやめることなく介護を終えることができました。
介護が必要になったときどうしても「家族でないとできないこと」はもちろんあります。
ただ郵便や代行できること、遠隔操作で済むこともたくさんあります。
「うちは遠距離介護になりそうだな」という方を私たちケアマネジャーがお手伝いします。
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