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  • 執筆者の写真暮らしいきいき館 居宅介護支援事業所

話題になった「人生会議」

厚労省がとある芸人さんを使って作成した「人生会議」のポスターの配布を見送ったということで話題になった「人生会議」は、正式名称【アドバンス・ケア・プランニング(ACP)】の愛称です。

『目の前に死期の迫った人やそのご家族の気持ちを踏みにじりけしからん!』ということだったようですがポスターのデザインはともかく「自分が最後まで自分らしく行き抜き死んでいくためにどこでどのように介護されどのように看取られたいと思っているか」という本人の希望を家族が知っておく、本人の言葉で聞いておくというのはとても大切だと思います


今年も何人かのご利用者様が亡くなられましたがご自身で「絶対家に居る 入院はしたくない」と強く言っていた方は、その声を聴いていなかった他のご親族が「家で看るのは無理 介護するものが倒れてしまう」と反対しても実際介護をされたご家族は「本人の希望通りに自宅で最期まで看取ることができた」と大変感謝してくださることがほとんどです。

また「できるだけ長く家に居たい」と聞いていたのに最後の最後に救急車を呼んでしまって病院で息を引き取らせて、、、それだけが心残り」とおっしゃられたご家族もありました。どちらのご家族もとても熱心に介護に向かい合われて見送られた側のご本人にとっては最後の時が家でも病院でも満足されていただろうと思えたのですが・・・

ご本人が自分の口でどう言っていたのか、ということがとても大事だったようです。


このような機会に何度も立ち会うと「人生会議」ってどちらのご家庭でも本当に大切なことだと痛感します。

もうすぐお正月ですね。 ご家族で集まる機会に『正月から縁起でもない』と思わず、家族のこれからのこととしてお話してみるのはいかがでしょうか?





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