大きな台風19号が関東甲信越から東北に甚大に被害をあたえて通りすぎていきました。
被害にあわれた地域、皆さまには心よりお見舞い申し上げるとともに一日でも早い復興回復をお祈り申し上げます。
私どもの事務所も昨年の台風21号の際にはまさかの浸水被害にあい危うくPCがすべてダメになってしまうところでした。
それ以降浸水被害に備えてPCの本体をそれまでの直置きから台置きに替えたり、コード類を釣り上げて直接床に這うコードが極力無くなるような配慮をしてきました。
「暮らしいきいき館」のある大阪大東市は大阪府の中でも浸水被害の懸念が高い東部大阪エリアにありご利用者様の家もその周辺、やはり浸水被害にあわれる可能性の高い地域にある方が大半です。
私たちのご利用者様の中には、認知症高齢者、障がいをお持ちの方、高齢者のみの世帯と俗にいうところの「災害弱者」と呼ばれる方々が多くいらっしゃいます。
以前、ご利用者の方々に災害時の避難行動についてお話を聞いたことがあったのですが、多くの方が「どうせ逃げられへんから家にいてるわ」「避難所行っても世話にならなあかんことばっかりやから無理や」「この年やしいつ死んでもいいから」と最初から避難行動はとらないとおっしゃっておられたのに驚きながらもやむなしかもと思う複雑な気持ちでお話を聞いていました。
それほど高齢の方、障がいのある方にとって避難すること、避難所で過ごすことは難しいことだと想像します。ただ、数は圧倒的に少ないかもしれませんが『福祉避難所』という介護を必要とする方々を受け入れる避難所を市町村は準備しています。
皆様のお手元にもお住まいの市町村発行の避難所情報が掲載されたハザードマップが届いていませんか?
市町村のホームページなどからも閲覧することができます。
ぜひお近くの「福祉避難所」を知っておいてください。
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