いよいよ来月10月から消費税が10%に上がります。
それに伴って介護保険のサービスの報酬改定が予定されています。
一つ一つのサービスについては数十円程度ですが、多数のサービスを使っている方、利用回数の多い方などは、ちりつもで月額千円以上のご負担増になることもあります。
実は介護人材の確保のための処遇改善のための加算やサービス事業所の体制についての加算など「介護保険の限度枠」とは別に負担をいただく部分が徐々に増えてきています。
「手厚い教育制度があって優秀な人材がそろっている(はず)」「夜間の人員配置が基準より多く配置されている(ので安心なはず)」「認知症のひとや重度の介護が受け入れられる準備がある」など皆さんが受けるサービスに直接は関わらないだろう部分に数百円の加算が設けられています。
介護保険の限度枠とは要介護度によって5003単位~36065単位と全国一律に決まっています(こちらも10月から増税分だけ少し増単位になります 5032単位~36217単位)
限度枠が広がることで今使っているサービスが使えなくなる(限度オーバーになる)ことは防ぐことができる計算ですが『消費税分の増額』と『限度枠にかからない加算』の負担は介護を受けている方に重くなってきているのが現状です。
私たちケアマネジャーもご利用者様の家計の不安を少しでも取り除けるよう、さまざまな経済負担の軽減制度をご案内できるようにしなければと思う今日この頃です。
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