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大震災から25年がたって・・

  • 執筆者の写真: 暮らしいきいき館 居宅介護支援事業所
    暮らしいきいき館 居宅介護支援事業所
  • 2020年1月20日
  • 読了時間: 2分

今年は阪神淡路大震災の発生から25年目ということで改めてその災害の悲惨さや多くの人の悲しみや苦労を思う年初めになりました。

当時、私は東部大阪に住んでいて朝方の大きく家が揺れ始めても「大阪には大地震なんかくるわけない」と頭のどこかで考えていました。


本棚が倒れ前においていた子どものおもちゃ箱のなかがガラスの破片だらけになったことや内壁に少し亀裂が入った程度でしたがほんの少し子どもを寝かす場所を違えていたら命にかかわる大事になっていたとどきどきしたことが半日ほど続いていたことを覚えています。


仕事の中でも「地震のあと神戸から大阪に親戚を頼って引っ越してきた」という方にお会いする機会が何度もありました。高齢になって自宅を失いほとんど知り合いのいない土地で一から生活することの大変さを思わずにいられませんでした。



ある方はご夫婦で高齢者専用賃貸住宅に入居されていましたが、神戸では広い庭のある一戸建てで花の手入れをするのが夫婦の共通の趣味だったと話してくださった方や、いくつかの避難所で座ったまま動かない生活が何カ月も続きすっかり体調を崩して歩けなくなってしまい介護認定を受ける、という方の認定調査をさせていただいたこともありました。


それから多くの災害があり、そのたび自分たちで思い描いていた形とは違う人生を送ることになった方がたがたくさんいます。

もちろん私たちもいつそんな災害に見舞われるか、予想もしなかったことが起きるかわかりません。災害の記憶をとどめ、少しでも減災や災害への備えを心掛けたいと改めて思いました。





 
 
 

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